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ご覧いただき、ありがとうございます。 古代ローマ 印章 ラピスラズリ 『天使』を出品いたします。 印章は、粘土などに印影を付けるための彫り物です。掘り込み技法による紋様により、所有権などを表すために使用されました。紀元前からギリシャで印章が盛んに使用された影響を受け、古代ローマ時代には、さまざまな紋様が刻まれています。 この印章には天使が刻まれており、素材は神々を表すラピスラズリ、非常に宗教色が強い印象です。通常、印章は所有権や権威を表すために使用されますが、多神教国家であった古代ローマにおいて、キリスト教の広がりを示す有力な考古学資料です。 天使を描いた金貨や銀貨は出土しますが、印章は市場に出ません。特に宗教色が強い古代遺物は博物館に所蔵されており、眺めることしかできず、当ショップだからこそ入手できた印章です。 ◆詳細◆ 産地：古代ローマ 大きさ：29.5mm（最大） 重量：24グラム 年代：3世紀頃 ◆入手経緯◆ 長年、土に埋もれていたものなので、変色やイタミ等はありますが、年代を考慮すると状態は良いです。何よりほぼ完形品で出土しており、約1700年前の古代遺物としては奇跡的なコンディションです。 ◆状態◆ 海外の考古学研究機関から「貴重な古代遺物を入手した。すでに多くのオファーが入っている」との連絡があったので、急いで仕入れました。 ●祝福する天使 ●神々を表すラピスラズリ ●スタンプ型の印章 など当時の世界観が凝縮され、見ているだけで不思議な気持ちになります。 古代ローマは多神教国家でしたが、キリスト教の広がりとともに、コンスタンティヌス帝のミラノ勅令(313年)により公認されています。厳しい弾圧のなか、信仰を捨てなかったキリスト教徒の敬虔な信仰心を感じる印章です。 まさに当時の人々の宗教や思想を物語る超博物館級のお品、生涯1度のチャンスです。ご購入をお急ぎください。 ※商品説明文は、出品者が独自に英語の古書などを調査するとともに、海外の考古学者に聞き取りを行い、個人的な見解や評価を記載したものです。よって、著作権は出品者に属しますので、出品者の許可なくして無断の転用等（参考にする等も含む。）を禁じます。